横浜はビルの造りや街並みが整然としていて文明感ある。かっこいい。
CEDEC はビデオゲームを中心とするコンピュータ・エンターテインメント関連のカンファレンス。 ゲームをつくる仕事をしていると、こういうものに会社のお金で行けるのでありがたい。
技術イベントだから、当然「これからだぜ」感のあるものはテーマとして持ち上がる。 今だとウェアラブルとか、やっぱり ヘッドマウントディスプレイ (HMD) だろう。 Sony さんの Morpheus とか、Facebook さんが買収した Oculus Rift だ。
スマフォが出始めた頃も、タッチデバイス向けのゲーム作りって新しくて難しいな、 という話がよくあったと思うけど、もし HMD が世に浸透したらこれまたそれ向けのコンテンツづくりは大変そうだ。
スペック的なところだと、リアルとの違和感をなくすために フレームレートも高く保たないと話にならないらしい。 Morpheus の人は「FPS 60 ないとキツいですね」って言ってたし Oculus の人は「FPS 75 ないとキツいですね」って言ってた。75 て。
あとタッチデバイス以上に入力インタフェースやゲームデザインが悩ましいだろうなーと思う。 下手なことするとすぐ酔っちゃいそうだしね。
Oculus とか実際に体験してみると「すげー!」ってなるけど、 一番の問題は 体験してみないと全くこの凄さが分からない ところだ。 あと今の時点ではファッションにはならない見た目だから、 どうしてもマニアのもので終わってしまいそうな印象がある。 スマフォやタブレットとの決定的な違いはここだ。
でも携帯電話も一番最初の頃はごっついメカみたいなもので、マニアのものだったんだろう。 HMD もいつかはメガネかけるくらいの気軽さで実現できるものになるのかもしれない。
未来は可能性に満ちている。